Part3&4のポイント

パート3&4のポイント

先読みがとにかく大切です。

13秒で先読みをしましょう。

模試や本試験では、問題を解く前に13秒間で3問の設問を先読みする事が必要です。

13秒というのは実際の試験で、3問目の設問の読み始めから、次の問題の音声が流れ始めるまでの13秒(3問目の設問読み上げ時間約5秒+無音時間8秒)という計算です。

理想は3つ目の設問の音声が流れてくる頃には次のセットの先読みをしている事です。

Questions 32 through 34 refer to the following conversationが聞こえたらもう先読みをやめて、音源を聴く準備に入るので、その前の13秒で先読みをします。

このリズムが大切です。

refer to the following〜もしっかりと!

 問題の 「refer to the following〜 」の〜の部分はしっかり聞きましょう!

この部分を聞いて今から流れてくる音声 について少しでも予想してみるといいですよ。

例えばパート4ならtelephone messageや tour informationやexcerpt from a meetinなど色々あるので、先読みプラスこの情報があると、話の内容がつかみやすいです。

パート3は、基本following conversationですが、following conversation with three speakersの場合は、会話するのは3人だと分かります。男性もしくは女性が複数出てきます。

リズムをくずさないように

 選択肢に迷っても、あまり時間をかけないことと、引きづらないことが大切です。

 迷ったら右側を塗る、など自分の中でルールを決めておくとよいです。

 冒頭の会話を聞き逃しても、3問目は最後の方に答えのヒントがあるので、あきらめずに聞いてくださいね。

会話文放送中はどこを見る?

会話文を聞きながら選択肢を読まないようにしてください。聴きながら読むは相当難しいです。

会話に集中してください。最初の設問が、単語のみの場合は、単語をぼーっと見ておき、答えがわかった時点で、選択肢のところに指を置くか、塗りましょう。

聞きながら読むというのはかなり難しく、聞き逃しの原因になるので、あくまで単語を眺めるだけです。

目をつぶる?

設問の1つ目が単語の場合は、単語を見て、答えを待ち構えます。

わかった時点で指を置くか、マークシートを塗ります。

その後は目を閉じて会話の内容に集中します。

グラフ問題は、グラフを見ながら選択肢とは別の部分の単語を待ち構えて解きます。

会話が終わった瞬間に目を開けて、設問の3から答えを選びます。

設問の3は会話の最後の方なので、聞いたばかりの情報だから正解が選びやすいです。

設問1の答えがわかっている場合は、設問3→設問2の順に。

設問1の答えをまだ選べていない場合は、設問3→設問1→設問1の順で回答します。

マークシートはいつ塗る?

🔸3本の指を使って、正解だと思われる選択肢を押さえます。3問が終わったら一気に素早くマークをします。視線がマークシートと設問を行き来する事がないので、解答や次の先読みに時間が使えます。

注意点:指が太く、Aを押さえているつもりでBを塗ってしまったことがあったので、AとDは指を置く場所をAより上に、Dより下に置くようにしています。

マークシートの塗り方

🔸薄くチェックしておき、パート3、4が全て終わってから一気にマークする方法もあります。パート5に入るのが少し遅れてしまいますが、集中してパート3、4を行う事が出来ればこれもこの方法もアリかと思います。

私は、マークシートを塗るのが早いので、一つの丸を描いたら塗れるように練習しているので、同時に塗っています。

普段から一瞬でマークシートを塗る練習をしておきましょう。「の」の字を書いたら塗れるようにしましょう。

鉛筆は太く斜めに削って塗る練習をしてくださいね。

細いシャープペンシルは厳禁ですよ!時間がもったいないです。

⭐️どの方法をとるにしても、3問終わる事に必ずマークずれがないか確認しましょう。

そして本試験の前に模試などで必ず練習をしておいて、自分にとってベストなやり方を決めておいてくださいね。

600点以下の方は

設問の1と設問3だけでも聞き取るようにしてください。設問2は会話の流れ、意味がわからないと解けませんが、設問1は答えを待ち構えることで、単語が聞き取れることが多いです。

設問3は会話の最後に答えがでてくるので、冒頭や途中の会話の流れがわからなくても正解できることが多いです。

設問2がわからなかったら適当にマークして、次の問題の先読みを開始してください。

問題別対策

ざっくり型とピンポイント型

🔸ざっくり型(話題、目的、場所、職種など)

話題の例)What is the topic of the conversation?

目的の例)What is the purpose of man’s call?

場所の例)Where most likely are the speakers?

職種の例)What type of business do the speakers most likely work for?

💡ポイントと対策

✔️3問中1問目に出る事が多い

✔️ヒントは冒頭に出てくるがその後もヒントが数回出てくるので最後に解いても良い

✔️キーワードをキャッチする

✔️ヒントと選択肢の言い換えに注意

例)選択肢の「doctor」が正解だとしても会話の中で「I am a doctor」と名乗る事はほとんどなく、会話に登場する「診察する」や「医師会に出席する」などのキーワードから推測する

🔸ピンポイント型(依頼、提案、問題、次の行動など)

依頼の例)What does the man ask the woman to do?

提案の例)What does the man suggest doing?

問題の例)What is the woman concerned about?

次の行動の例)What does the man say he will do?

💡ポイントと対策

✔️ヒントは1回しか出てこない(中盤、後半に登場する事が多い)

✔️先読みが特に有効!

✔️選択肢まで先読み出来るとかなり正解率が高まる

✔️時間がない時は短い選択肢だけ縦にざっと目を通すだけでも有効

問題のパターンを知っておく、意識してキーワードを拾えるようになるとパート3、4のスコアアップにつながります。

また時間が足らない時もピンポイント型の先読みだけする、ざっくり型はキーワードをとにかく拾う事に集中するなど対策が出来ます。

▪️図表問題

❇️図表問題はパート1の前、1番最初にさっと見ておきましょう。

模試や本試験では、パート1の前の1番始めに流れるDirectionsの90秒で、図表をざっと見ておくと良いです。

図表問題は後半の焦ったり疲れたり、先読みリズムが崩れた頃にやってくるので、1度見ているというだけで、少し余裕が持てます。

細かい所までは読めなくても、少なくとも何の図表なのか(価格表?バスのタイムスケジュール?ショッピングモールの地図??)分かるだけでも、流れてくる話に予備知識を持てます。

更に余裕があればどういう所が聞かれるのかを予想します。

ただし、始まる少し前にはパート1に戻り気持ちを集中させてくださいね。

▪️意図問題

❇️意図問題は苦手な方が多いです。

まず、先読みの設問が長いので一瞬戸惑いますが、パターンは同じなので慣れておきましょう。

🔸What does the speaker imply when he (she) says, ・・・

話し手が・・・と言うとき、何を示唆していますか?

🔸What does the speaker mean when he (she) says, ・・・

話し手が・・・と言うとき、何を意図していますか?

🔸Why does the speaker say, ……

話し手はなぜ・・・と言っていますか?

上に書かれている部分はimply, mean, sayどれでもあっても内容は同じようなものなので、先読みでは読む必要はありません。出来ればその後セリフを頭に入れておいて、セリフの前後を特に意識して聴きましょう。

意図問題の選択肢は長いので、先読みで選択肢には目を通さずとにかく、セリフの前後の内容に注目です。

また文章全体の流れを把握しないといけませんが、選択肢はポジティブな内容とネガティブな内容で分かれていることが多いので、迷ったら話し手の口調から判断する事も出来ます。