金・銀・黒のフレーズを使用した英単語学習方法

英単語学習のポイント

英単語学習は英語力アップの基本です。

TOEICの文章中の単語がほぼ知っている単語になったらものすごく楽に読めて楽しくなりますよ。

最初は大変ですが、だんだんコツがわかって覚えられるようになります。

単語学習を行うときは、常に前のめりを意識してください。

絶対に覚えられる!と思って取り組んでください。人は忘れる生き物です。忘れても落ち込まないようにしてください。

単語帳は何十周もぼろぼろになるまで使いましょう。

どんどん書き込んで、カラフルにしていってください。

<忘却曲線を知りましょう>

エビングハウスの忘却曲線って知っていますか?

人は覚えたことをその日のうちに半分忘れ、その次の日にその半分、1週間後にその半分、1ヶ月後にその半分忘れると言われています。(半分だったり70%だったり諸説あります。)

覚えたことを定着させるには短期間での反復学習が必要です。

1冊の単語帳を2ヶ月くらいの短期間で何十周もして一気に覚えるのが効率的で、時間をかけるほど覚えられなくなります。

<いつ行うか>

覚えていない単語を1日2回以上見ましょう。

基本1日2回➕隙間時間に見る

単語学習はちょっとした隙間時間を活用するのが成功の秘訣

常に持ち歩いて5分でも空いている時間があれば単語帳を開く、持ち歩いている紙をみる、家の中に貼ってある紙を見て、歩いている時には音声を聞き流してつぶやいてください。

夜の単語学習は記憶に定着しやすいと言われています。

ライフスタイルに合わせて単語学習を日課にしてください。

例1)夜寝る前に覚えて、翌朝覚えているかをチェック

例2)行きと帰りの通勤の電車の中では単語学習と決める

<銀フレ、金フレの使い方3ステップ>

Step1)右ページだけを使い、英単語を見て訳が1秒で言えるようにします。

Step2)右側のページを隠して、フレーズ中の単語がでてくるようにします。この時、単語の最初の赤の文字は隠さなくてOK

Step3)右のページの派生語、他の意味を覚えます。

徐々に層を厚くしていくイメージです。

最初に目指すこと

実際のTOEICでは意味を思い出す時間の余裕がないので、
英語→日本語で、1 秒以内に1つの意味が出る+発音できるをまずは最初のゴールにします。右側の派生語はまずは見なくて大丈夫です。

毎週のセッションで単語テストをするので、是非9割の正解を目指してくださいね。

<チェックを付ける方法>

1秒で訳が浮かんだものに✔️します

1周目、2周目は鉛筆または黒のボールペンで✔️

3周目からは、色ペンで✔️し、覚えていないものに⭕️をつけます。

4周目からは、⭕️の中に✔️、まだ覚えていないものは⭕️を太くする

5周目からは、色を変えて⭕️をどんどん派手にしてください。太くて派手な⭕️がついている単語は自分にとって覚えにくい単語です。時間がたつと必ず忘れるので、一度✔️がついても、そのページを開いたときは毎回見るようにします。

✔️のついていない単語が1ページに1、2個になったら、小さなポストイットを貼ります。

✔️をつけていいのは、1日1回だけ。

✔️動詞なのか形容詞なのかしっかり区別してください。例えば、「achieve」は「達成する」という動詞ですが、動詞を覚える時は「達成する」と言えたらOKです。「達成」はだめです。名詞なのか形容詞なのかあいまいなまま覚えないようにしてください。

✔️テストをするときは、「英単語を見て1秒で訳がでてくるか」を目安にチェックをつけます。

チェックをつける位置は、英単語→日本語の場合、銀のフレーズは単語の右側の方が見やすいと思います。見開きにつけると見にくいので、、、

右端か単語の右横のスペースがよいかなと思いますが、決まりはありません。

<音を覚える>

・正しい発音、アクセントで覚えてください。

・間違えた発音、アクセントで覚えると後から覚え直すのが大変

 発音記号をみて、正しい発音、アクセントで口に出しましょう

・毎回発音記号を確認しながら音声を聞いて発音していると徐々に発音記号が覚えられます。

・発音記号を覚えると毎回音声を聞かなくても正しく発音できるようになるので学習効率が上がります。覚えてくださいね。

・特にアクセントの位置はあいまいにしないでください。

・アクセントがついているところは、長く強く発音します。

・Abceedに音声があります

・耳だけあいているとき(通勤)に音声を活用してください。

・音声を聞いた後で同じようにリピートしてください

・すべての英単語を書いて覚えるのは効率が悪いので、どうしても覚えられない単語のみ「書く」ようにしてください。基本は声に出して覚えます。

・正しいスペルを書けることは重要でないので、書きながら覚えないようにしましょう。

・フレーズを言う時は、音のつながりをよく聞いて真似るように意識してみてください。

<アプリ>

・Abceedの有料版ではアプリ学習機能があります。他にもアプリは出ていますが、アプリは使っても使わなくてもいいです。私は金フレはテキストと音声のみで覚えましたが、英検の単語はアプリとテキストを併用しました。

・隙間時間にゲーム感覚で楽しくできる人は使ってください。

・注意点としては、アプリですべての単語が「習得済み」になっていても、テキストでチェックすると意外と覚えてないということはよくあります。

・最終確認は、テキストで行なってください。

・「アプリなしでテキストと音声で学習する」または、「アプリとテキストと音声で学習する」方法を取ってください。アプリのみの学習にならないようにしてください。

・英語フレーズ→日本語訳 または 英単語→日本語訳で単語をテストしていってください。4択問題はあまり効果がないので使わない方がいいです。日本語→英語は時間がかかるので必要なしです。

・Abceedで銀のフレーズを選ぶ→学習トップ→学習範囲を絞り込み→未学習→左上で『例文』または『単語』を選択→意味を言ってみる→右下の解説ボタンを押す→意味、発音記号を確認→訳があっていたら「わかる」ボタンを押す→訳が間違っていたら、右下の再生ボタンを押して音声を聞く→3回くらいテキストから顔を上げて言ってみる、このとき英語、訳、意味を思い浮かべながら英語、もう一度意味を思い浮かべながら英語を言う→わからないボタンを押す→次の単語へ

<音読しながらイメージで覚える>

・覚えるときは、小声でいいので音読してください。人が周りにいるときは、声を出さずに口だけ動かしてください。

・黙って目で見るだけで覚えるより、口に出す、口を動かすことでより覚えやすくなります。発音、アクセントを意識してください。

・英単語をみて日本語訳を言います。

・発音、アクセントがあいまいなうちは毎回発音記号をチェックしてください。

・言えなかったものは、左のページのフレーズを音読し、顔を上げて文字をみないで3回つぶやく(リードアンドルックアップ)をしてください。

・その単語を使っている状況や単語のイメージを思い浮かべます。

<リズムよく唱えて覚える>

・キクタンシリーズのようにリズムよく唱えて覚える方法もあります。

・英単語、日本語訳を5つくらいの単語をセットにして3回唱えます。

 銀フレの場合は、1ページのうちのチェックのついていない単語を1セットにしてもいいですね。

・begin 、はじまる、company、会社、employee、社員、need、を必要とする、travel、旅(1セット)begin 、はじまる、company、会社、employee、社員、need、を必要とする、travel、旅(2セット)begin 、はじまる、company、会社、employee、社員、need、を必要とする、travel、旅(3セット)

・こちらの方法の方が覚えやすいという人もいます。

・単語を覚えられればいいので、いろんな方法を試して自分に合う方法を見つけてください。

<音声学習>

・車の運転中、歩いている時、運動している時、耳が留守になっている時間をフル活用しましょう。

・音声で学習する時は、英語➕日本語の音声にして、英単語の音声の後でリピートする、意味を思い出そうとしてみる、をしてください。

・シャドーイングといって、音声の後で1秒くらい遅れて言うリスニングアップトレーニング方法があります。長い文章は難しくても、単語レベル、フレーズレベルなら比較的簡単にできるので、できたら挑戦してみてください。

<リング式単語帳の活用>

覚えられない単語はリング式の単語帳で覚えましょう。

表は英単語のみ裏は日本語訳の他にフレーズやイメージの絵を書きます。

リング式のいいところは、ばらばらにできて、枚数が減るので達成感を感じやすいことです。

時間をかけたら意味がわかるものと、時間をかけても全く意味がでてこないものにわけて復習の頻度を調整しましょう。

<紙に書いて持ち歩く>

A5くらいの紙1枚に、覚えたい単語を書いて隙間時間に何度も見ます。

トイレに貼ったり、机の上に置いたり、、

覚えたものはチェック、覚えられないものは蛍光マーカーで派手にするなど、工夫してみてください。

何度も目にすることで覚えます。

<A4の紙に書いてラミネート>

お風呂に入っている時間が長い方はお風呂の時間を有効活用できます。

英語を勉強したい方はラミネーターを購入してください。

ラミネーターは3000円代から、A4のラミネートフィルムは100枚1400円位からAmazonで購入できます。

私はお風呂でいつも音読していました。

覚えたい英文をパソコンで打ち込んでラミネートしてお風呂の壁に貼っておきます。

覚えたら新しいラミネートに変えていきます。

単語学習だけでなく、パート3、4、5、7もお風呂で音読してました。

よかったら是非、お風呂で英語を学習してみてください。

ちなみに、うちの子供達はラミネート学習でお風呂で日本地図、世界地図、アルファベット、ひらがな、カタカナを覚えました。

ラミネート学習おすすめです。

<ポストイット>

覚えられない単語を5つくらいを書いてパソコンや壁に貼っておきましょう。

覚えたら捨てて、新たな英単語を5つ書いて貼っておく。

パソコンワークが多い人におすすめの方法です。

<イメージが思いつかない場合は>

⭐️Googleの画像検索で単語を調べる→イメージを絵、または言葉で書く

⭐️英辞郎というサイトで調べる→使われているフレーズで覚えやすそうなものを2、3個書き写す。紙に書いてもいいし、単語帳の中に書いてもいいです。

<覚える単語の数>

決まりはないのですが、あまり多すぎても回転できないので、最低でも1日1周はできるくらいの単語の数が理想です。

目安は1日50〜100単語

朝20単語にチェックがついたら、新たに20単語を追加して毎日50〜100単語くらいを回すようにしてみてください。

一度チェックがついた単語も週末などの時間があるときに、全体チェックするなどして確認してください。

毎週のセッションの前には、チェックがついた単語も一通り確認してください。

<英単語を覚える時に注意したいこと>

・短期集中

・回転数を意識 

・正しい発音、アクセントで

・イメージしながら

・フレーズをつぶやいて覚える

・リズムよく、速くやる

・隙間時間を徹底活用

<英単語でつまづく人の特徴>

・単に回転数不足 見る頻度が少ない

・「また忘れた!」「やっぱり覚えれない!」「面倒くさい」と感情を入れる

・仕分けがいいかげん

・時間を決めず、のんびりだらだら。前のめりになっていない。

・見るだけ、口に出していない。

・アプリ学習だけで覚えたつもりになっている。

<カバー>

毎回カバーが剥がれるのを気にしなくていいように、私はテキストを買ったらまずは表紙を糊で貼り付けてます。

表紙を貼るのが面倒ならカバーはとってしまってもいいです。

単語帳はボロボロになるので、表紙があるほうが長く綺麗に使えます。

参考サイト

単語帳の例文ではイメージがわかず覚えられない単語は、ネットで検索しましょう。

Google画像検索

英辞郎

Weblio

英英辞典